竹怜会ではもともと小平霊園　納富家墓参のあと小平御園地域センターで滝沢先生や河西先生等による外曲の一人吹き勉強会を毎年実施しておりました。平成１７年度より姿を代え、納富家墓参のあと一人吹きの本曲勉強会を実施するようになりました。

　初代納富壽童師のご命日、２月２４日に合わせ、今年は２月２３日（日）春を思わせる暖かい日差しの中、墓前で
「三谷管垣」を献笛いたしました。師を偲びながらの演奏は今後童門会を引き継ぐ者達としていつもながら真剣な演奏となりました。

　その後、近くの御園地域センターに場所を変え、星野忠童会長の指導による本曲解説、そして本曲一人吹きの演奏を行いました。本曲一人吹きの機会が少ない現状、各自自分の好きな曲を演奏、そして最後に心を一つにして全員で「一二三鉢返調」を合奏して終了と致しました。

その後は恒例の懇親会．所沢支部長　岡本樹童氏による乾杯に始まり、多彩な余興で盛り上がりました。本当に勉強になる、そして楽しい一日でした。　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記　岩崎圭童

 令和２年3月7日、今年の童門忌は、安倍首相による２月2６日発表の新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、不要不急のイベント等の中止延期要請が出され、童門会もこの問題を重視しました。検討の結果、次のように規模縮小を図って実施することになりました。今回は法要のみとし、常任理事会、お清め（直会）は中止、希望者のみ参加といたしました。

　法要は導師の読経と共に初代黒沢琴古から始まる流祖忌法要、そして物故功績会員のお名前が読み上げられました。次いで常任理事十名が参列する中、一同により本曲「伊豆鈴慕」を献笛・焼香が行われました。

　本堂での法要が終了した後は同寺の境内中庭にある童門碑の前で本曲「三谷菅垣」を献笛いたしました。今回の令和元年度における物故会員はおりませんでした。そして、童門碑の前で記念写真を撮って終了しました。

記　岩崎圭童

 
　追記　この後、笹寺近くの店へ昼食をかねて全員で入店、改めて先師物故者のご功績を偲び思い出話の一時を過ごしました。又コロナウイルス対策のアルコール消毒もしっかりおこないました。