琴古流尺八
        宗家 童門会
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各支部の情報

支部一覧表
本部付き
盛岡支部  鈴木 星童 盛岡市
二葉会   安納 都童 宇都宮市
沼田支部  林 栢
上尾支部  中村 啓童
桜寿会   荒屋 夢童 川越市
八王子支部 岩波 功童
竹伶会   星野 忠童
練馬支部   高橋 澄童 竹聖会
五月会    五月女朝童 和光市
山梨支部  武川 幹童 甲斐寿会
東京童門竹豊会 小森 周童
伊豆童門竹豊会 土屋 羊童
所沢支部     岡本 樹童
紫の会      朝倉 葵童
光竹会      中尾 志童 
土浦支部     亀井 鳳童
篁風会      大野 恭童 横浜
壺竹会      宗像 幸童 横須賀
大阪神戸支部  加藤 邦童
北九州支部   大和 聚童
佐世保支部   山崎 朋童
鹿児島支部   田淵 正童
                           茶色 支部は ホームページにリンクしています。

 支部便り(各支部の情報 行事 紹介) <-クリック       更新 2022年1月
各支部の演奏会などの行事 出来事などをここに紹介します。投稿をお待ちしております。

   



















支部便り (各支部の情報 行事 紹介)
 平成23年度  所沢支部
 平成24年度  所沢支部  竹伶会  上越支部
 平成25年度  竹伶会
 平成26年度  竹伶会  大阪神戸支部  東京童門竹豊会  
 平成27年度  伊豆童門竹豊会  上越支部 
 平成28年度  竹伶会   竹聖会
 平成29年度  上越支部 竹伶会
   
   
   























第24回竹聖会尺八演奏会  竹聖会 高橋澄童 平成28年10月9日
                           
竹聖会演奏会参加メンバー

  第24回竹聖会尺八演奏会が10月9日高橋澄童邸で行われました。
故高橋聖童氏の後を受け継ぎ、ご婦人の澄童氏が主宰し、演奏会を続けて24年目を迎えました。
 聖童氏のご霊前に尺八本曲「三谷菅垣」を手向け演奏会が開演、
        山田流筝曲、生田流筝曲の各先生方の手ほどきをいただき、三曲合奏古典曲を勉強することができました。

      山田流筝曲:上原真佐輝、斎藤真喜芳、千葉真里代、須長トモエ
      生田流筝曲:小池洋子、新井晴美、増田陽子             
      生田流筝曲:小野寺文勝比、佐藤伽奈子 
                                                                           
 演奏曲目へ 
























演奏曲目 十八曲         名前をクリックして写真へ
全 員
 山谷管垣
 千葉 銀三 
八千代獅子
高橋 澄童
 竹 生 島
井川 元童
 椿づくし
茂木 博夫 
須磨の嵐
亀井 鳳童 
茶の湯音頭
 村瀬 剛童
長良の春
泉 義隆
 桜  狩
 宗像 幸童
小督の曲
鈴木 隆童
 秋の曲
畑中 晟童
 岡安砧
大野 恭童
 春の曲
 伊藤 遊童
新浮き舟
 中埜 和童
根曳の松
志田 東童 
けしの花
 真篠 無童
赤壁の賦
 佐々木 明童
園の秋
宮沢 悟童
 茶の湯音頭







































山谷管垣   全 員    
 






































八千代獅子    千葉 銀三 
 
































竹 生 島    高橋 澄童  
 




























椿づくし   井川 元童 
 
































須磨の嵐    茂木 博夫 
 





























茶の湯音頭   亀井 鳳童 
 






























長良の春    村瀬 剛童 
 






























桜  狩    泉 義隆  
 





























小督の曲   宗像 幸童 
 




























秋の曲    鈴木 隆童 
 


























岡安砧    畑中 晟童 
 


























春の曲    大野 恭童 
 























新浮き舟    伊藤 遊童 
 


























根曳の松    中埜 和童 
 



























けしの花    志田 東童 
 
























赤壁の賦    真篠 無童 
 


























園の秋    佐々木 明童 
 


























茶の湯音頭   宮沢 悟童  
 


























小平墓参と本曲勉強会  29年度    
                            平成29年2月25日 小平美園地域センター 竹伶会

納富壽童翁墓参献笛後
  
竹伶会主催 童門会有志で 納富翁墓前にて「虚空鈴慕」の献笛が行われました。
 
 
阿部十九雲 吹き語り
その後小平 美園会館で本曲勉強会 
一二三鉢返し 坂口隆宏 :  手向 鈴木隆童       
雲井獅子 柘植亀寿 :  波間鈴慕 佐々木明童
下野虚霊 安野白寿  : 滝落の曲 岩崎圭童   
  巣鶴鈴慕 正木 杜童 :  盤涉調 真虚霊 星野忠童
奥州薩字 鈴木賞童  : 一二三鉢返し 若代水仙
九州鈴慕 栗原有童 :  誕生祭 阿部十九雲 
布袋軒産安 松本柯童 : 雲井獅子 岡本樹童   

懇親会風景


































      納富会長宅新年のご挨拶   上越支部 永島景童 平成29年1月14日
 初めての家元訪問、新年のご挨拶
平成29年1月14日(土)10時東京駅集合。私は前泊して童門会の幹部の皆様5名(荒屋副会長、小森、岩崎、亀井、永島)と一緒に東海道線二宮に伺いました。
 初めての経験でしたが大変緊張いたしました。しかし、宗家ご夫妻は気さくに応対頂だきまして有り難く存じました。
 まずは先代のご仏壇にお線香を手向けた後、尺八本曲「虚空鈴慕」を献笛させて頂きました。両ご夫妻様にはお仏間の入り口でお聞き頂きました。その後、宗家様に昨年の童門会の実績報告と会計報告が荒屋副会長よりなされました。全国演奏会は
一人吹きの奏者も多かったために財政的にも潤い、各役員の連携もスムーズに行われ定刻通りに進行できたこと報告されました。
 宗家様からは「琴古流は古来、品位が高いと糸方の先生方から評判が良かった」とにこにこされて非常に上機嫌で語られ、又ご令室様からも「近年尺八奏者の着付けで襟元が乱れていて見苦しい人がいる。どなたかその辺りを見定めて登壇した方が良い。糸方の先生はビシッと決めておられるのに。萩岡先生は男ながら着付けは何時も決まってます。半襟の色も白ではなく、色を統一されたら良いのでは」との提案もありました。
 
 常任理事には女性が居りません。目線を変えたお話も良かったと反省も合わせ語り合いがあり、有意義でした。 その後ご令室様の手料理もあり、新年の宴となりました。宴も盛り上がり、亀井鳳童常任理事より、昔取った杵柄で相撲甚句の声がかかり
、小生永島景童が合い取りを致しました。初代宗家、現宗家とも大の相撲フアンでおられ、小生の実兄が相撲協会で呼び出しをしていた者がおり、教えを請うた、野菜、キュウリ、カボチャの相撲見物の甚句も飛び出し、大変喜んで頂きました。
 小生は翌15日夜半に帰宅しましたが、菜の花の咲いていた二宮とくらべ、日本海の、北陸新潟は荒天で降雪85センチ程ございました。
 皆様にはまだまだ向寒の日が続きます。ご自愛くださいますよう心より祈念申し上げます。本年も宜しくご指導、ご鞭撻の程お願い申し上げお礼と致します。誠に有り難うございました。
                     上越支部長 永島 景童



















      竹伶会三曲合奏勉強会    筑紫流富田歌萌社中 平成28年4月17日
            参加者記念写真

 竹伶会の勉強会としては昨年5月11日、生田、筑紫流の富田歌萌社中で実施致しましたが、今回も気持ちよく引き受けて戴きました。下記の課題曲、演奏者で中味のある勉強会になりました。
 
 演奏終了後、富田先生、お弟子さんを囲んでの楽しい一時を過ごしました。その際富田先生により、珍しい古典芸能北海道樺太アイヌの民族楽器”トンコリ”による生演奏が披露され大変参考になりました。
又近くの居酒屋に場所を変えて反省会を行いました。今回の勉強会は課題曲を繰り返し演奏することにより、師匠、ベテラン先輩の手法を見習うことで一人吹きの大変良い勉強会になりました。              圭童記
      課題曲と出演者
 糸方 富田歌萌  上茶歌春 北園さき子    
1.吟龍虚空  全 員     6.新高砂   栗原有童     
2.乱れ     正木南壽  7.夕  顔  柘植富夫     
3.乱れ     坂口隆広  8.夕   顔  岩崎圭童     
  4.黒 髪    安野白寿  9.菅  公(筑紫) 全 員 
  5.黒 髪    星野忠童  10.春の園(筑紫)  全 員


 トンコリの演奏




























童門会上越温習会  幹事支部童門会上越支部 平成27年6月20日
                           上越支部長 永島 景童 記
   関東圏童門会本部常任理事有志の先生方と上越支部会員とで北陸新幹線開通を記念して、温習会が妙高市赤倉温泉郷.金型あかくら山荘にて開催されました。新潟県は前年より2週間遅れの梅雨入り宣言が出て当日は小雨模様となりました 北陸新幹線はくたか555号にて午前10時32分到着、上越支部より3名がお迎え、3台の車両に分乗、会場に向かいました。乗車時間は
2時間20分本当に近くなりました。


 糸方の先生も既に到着、支部長の挨拶、自己紹介を交わした後昼食、
岡倉天心の碑

山荘への時間調整する為赤倉温泉郷にある岡倉天心ゆかりの六角堂を参拝、記念撮影後、正午に当支部幹事、山崎煌童氏の待つ赤倉山荘に到着しました。
 午後一時半より岩崎圭童先生より開演のご挨拶を頂き、プログラムに準じて、温習会は開始されました。
 糸方の先生は上越宮城派琴玲会の四名様で、中村茂子先生、南波一子先生は八年前の温習会でもご協力を頂きました。東京勢は荒屋夢童副会長、中尾志童、岩崎圭童、真篠無童、宗形幸童、亀井鳳童、柘植富夫各先生の七名。地元は山崎煌童、小島圓童、山岸鶴童、堀川武、永島景童の各氏五名、総勢十六名の参加でした。 

   































温習会風景 6月20日赤倉温泉金型赤倉荘
一番 参加者全員で「茶音頭」 
二番 「儘の川」
    尺八;真篠無童、亀井鳳童、永島景童.
    箏 ;細井真理、
    三弦;南波一子、中村茂子、南波かおり
三番、四番「梶枕」 
    尺八;東京本部皆様全員と上越支部全員が
        分かれて同曲を二回続けての演奏、
    糸方;箏;南波かおり、
    三弦;南波一子、細井真理、中村茂子。
五番「楓の花」
    尺八;中尾志童、柘植富夫、堀川武、
 越後獅子     箏本手; 中村茂子、南波一子、
    箏替手;細井真理、南波かおり、
六番「越後獅子」
    尺八;荒屋夢童、岩崎圭童、亀井鳳童、
        山岸鶴童.
    箏;南波かおり.
    三弦;中村茂子、南波一子、細井真理.
七番 「尾上の松」
    尺八;中尾志童、真篠無童.山崎煌童.
    箏;中村茂子、
    三弦;細井真理   (以上敬称略)

6曲を研修させて頂きました。午後六時半終了 
   今までの上越支部の温習会は納富治彦先生存命中に西野庸童先生との師弟関係で二回温習会が開催され懇親会は二回とも小生が司会進行係を務めさせて頂きました。二回目の温習会が終えてまもなく治彦先生が逝去。その後三回目を今から八年前、直江津にて開催、初日はレイボーセンターにて本曲.二日目はホテルセンチュリーイカヤにて弦方を交えて開催、今回は四回目です。
  昨年の11月30日、全国演奏会懇親会にて北陸新幹線開通を記念してとのことで話が出て、常任委員会の議題にも取り上げて頂き、東京に窓口は岩崎圭童先生、上越支部は山崎煌童幹事と支部長の永島とで企画、宿泊施設は堀川武より手配頂き、七ヶ月綿密に練り、多くの先生方より協力の下、成就させて頂きました。
 温習会は終始和気藹々で終了致しました。 





























懇 親 会
 旅の疲れを癒やす為掛け流しの温泉に浸かり 夕食を開始(午後6時から8時)、越後の地酒、妙高地ビール、頸城牛の陶板焼きに舌鼓して和やかな夕食会が開かれました。

 山荘のカラオケルームに移動、一同各自自慢の隠し芸を披露、特筆すべきは中尾先生のクラリネット吹奏により全員の合唱で盛り上がりでした。、
懇親会風景     上越支部の堀川氏と中村茂子先生の息の合ったデュエット、ハーモニーは絶妙でした。
 荒屋先生の若々しい歌唱力の素晴らしさ、小島先生の演歌の味わい、真篠先生、柘植先生の詩吟はプロ級、最高潮に達したところで、最後は中尾先生のクラリネット伴奏で「青い山脈」を全員の合唱で幕となりました。亀井先生の「相撲甚句」が聞けなかったのは残念でなりませんでした。































翌日の観光  6月21日
  朝食前に温泉に浸かり、8時朝食はゆっくり戴き、8時50分より9時50分まで、荒屋夢童副会長のご指導による「目黒獅子」の勉強会、一回は全員で吹き合わせ、その後説明や質問も飛び出し、短時間でありましたが有意義な勉強会でした。

 10時チェックアウト、10時5分に弦方の先生と堀川氏をお送りし、二日目のメニューを開始、池の平のイモリ池を一週の予定が雨で中止、
  替わりに妙高ビジターセンターに入場、本年3月27日に誕生ほやほやの妙高戸隠連山国立公園の生態系の展示物を見学する。 
翌朝の参加者記念撮影  
 日本の滝百選に選ばれた「苗名の滝」の見物。11人中9人が挑戦する。
徒歩往復40分、時間通りに戻り、正午きっかりで、名物「苗名の滝流しそうめん」で昼食、額に汗された方も居られビール一杯がさぞ美味しかったのでは....昼食後、野尻湖に向かう。
湖畔にナウマンゾウ博物館があり、五十年前に湖底からナウマン博士が発見されたマンモス像の化石を発掘、その博士の名前をとり、ナウマンゾウとし、博物館の入り口に飾ってある。実物大の模型の大きさには驚かされました。古代の野尻人の存在も知ることが出来ました。
 早足の小旅行も無事に終了、午後2時50分には上越妙高駅に到着。3時20分発、東京方面改札口で、ご挨拶と再会を誓い、互いに固い握手を交わしお別れ致しました。
 先生方の益々のご活躍とご清祥をご祈念申しあげましてお礼とさせて頂きます。
 お礼遅れましたことお詫び致します。
苗名滝
 

滝けぶり 側で見てさえ 花の雲 一茶
































故吉新酔童(武)師の想い出   童門竹豊会 伊豆支部 平成27年3月20日



 故吉新酔童師は昭和36年頃、伊豆に鉄道が敷設された(東京急行電鉄による伊豆急行線建設)と同時期頃にある企業の保養所が開設され初代の管理人として着任しました。
 当時伊豆急行が伊豆高原別荘地を開発し全国的に優良別荘地として知れ渡り各企業の保養所も急激に増加し120件を越える時期もありました。その中で吉新酔童氏は保養組合の会長も務め伊東市南部に当たる伊豆高原の発展のため市役所に掛け合い諸事実行にこぎ着けました。豪快な交渉力を持って役所に乗り込みずばり物言う故人ではありました。
 当然伊豆急行の別荘地管理部と交渉の機会もある中で大川豊童先生の東京急行からの出向着任により尺八の奏者であることを知り、一升瓶をひっさげて入門を乞い願いましたが、結果的には2年間待たされました。
 故吉新氏は出身が日光で伊豆に赴任する前は日光の望月(某)氏に師事されて居たようですが、大川豊童先生が納富壽童師匠の門下生であることを知り望月師匠に童門会入門の許しを求めたところ、納富治彦氏の所は発展性があるとのことで許されたようです。
 吉新氏が入門してからは当該保養所が稽古場となり大川豊童氏の芸事の厳しさを各自それなりに体験されました。吉新氏の場合は元青譜系でしたので運指法が違いスリ手については以前の癖が抜けきらず夕顔の曲で約1年を費やした事もありました。
 大川師匠の稽古は厳しいが終わると二人とも大好物の一献傾けることになります。風呂上がりの気持ちよい一杯ですから話は当然尺八談義が尽きません、いつの間にか一升瓶は空になってしまいます。何時終わるか判らないのが度々でした。
 大川先生もサラリーマンでしたのでやがて四国に転勤され、伊豆支部では吉新氏を会長として、五月女朝童師を迎え、引き続き稽古を積んで参りました。また吉新氏は尺八に対する取り組みは格別のものがあり、特に地唄物を好まれており大変艶のある演奏をされており地物は艶っぽい話が多いので色をださねばと常々言われておりました。
 晩年は体調も思わしくなく好きな酒も殆ど控えており、元気な頃良く「娘十八花ならつぼみ、今日もさけさけ明日もさけさけ」と唄って居りましたが、そのように行かなくなってしまいました。平成26年8月19日に心臓の調子を崩し入院するも残念ながら帰ることが出来ませんでした。享年79歳でした。生前はお寺の坊様と尺八の縁で親しくしていたのでそのお寺様より「竹韻武童」と言う戒名を授かりました。
 その後奥様より遺品の整理(尺八部分)を頼まれましたが、その中にレポート用紙に手書きの曲名、作者とその解説が数十曲もあり、さすがに生前よく言われていた曲の特徴を的確に表現されていたことを思い起こしました。本当に良く勉強されて居たのだと理解できました。吉新氏の思いを肝に銘じて少しでも師に近づくよう精進して行きたいと思います。
   瑞居して竹韻に酔い旅立てり  羊祐  合掌
                童門竹豊会 伊豆支部 土屋羊童 記 
 
 在りし日の祈念写真






























東京童門竹豊会 豆田隆童氏 お別れの会   東京童門会 平成26年5月24日


   
豆田隆童こと豆ちゃん逝く! お別れ会開催
 
 
 東京竹豊会会長 豆田隆童先生におかれましては、去る3月6日逝去されました。享年72歳、佐賀県鳥栖市出身、名門葉隠武士の五代目として誕生、昭和35年東急電鉄に入社、会社の先輩でもあり竹豊会の会長でもあった故大川豊童先生と出会い尺八に魅せられ師事、以後尺八道に専心活躍、大川先生亡き後東京竹豊会会長を引き継ぎ会員の面倒をよく取り纏められて参りましたが、故大川先生のもとに旅立たれました。
 去る5月24日東京竹豊会のメンバーが発起人となり豆ちゃんの生前を偲びお別れ会開催を関係者に呼びかけましたところご賛同を得、故大川豊童先生が中心となって立ち上げた「炎の会」のメンバーを始め、童門会本部より星野忠童先生、合気道養神館道場 園田武彦先生、豆田先生(合気道五段)奥様のご出席を頂き グランドアークホテル半蔵門にて盛大に執り行いました。
 先ず開会に先立ち全員による献花、尺八による献笛「三谷管垣」を演奏し、ご冥福のお祈りを捧げ、引き続き出席者全員より豆ちゃん生前のエピソードを披露、しばし偲んでいただきました。奥様も大変感激して涙ながらに謝辞を述べられました。
  尚 祭壇には童門会栗原有童先生撮影による遺影を掲げ、その隣には「炎の会」特別顧問草津在住の版画家山田周一先生作 寄贈の「木喰上人 豆田隆童」の版画を添えさせて頂きました。
 発揮人一同 皆様のご協力により無事この会が挙行できましたことに感謝いたしております。
 本会終了後東京竹豊会会長には小森周童先生が就任いたしました。今後とも豆田先生同様お引き立てお願い申しあげます。

                                    古越 笙童 




















納富寿翁墓参 と 本曲勉強会    竹伶会 平成25年2月17日
墓前に滝落ちの曲 献笛


竹伶会の呼びかけで、
童門会の皆さんも大勢参加されての墓参会となった。
墓前、周りの清掃、献花、焼香を行う。
いつもは三谷菅垣の二尺管の合奏であるが、
今年は日本三曲「名流会」の演題滝落ちの曲に合わせた。

墓参後、
それぞれが勉強会場の美園地区センターへ
本曲の一人吹勉強会が行われた。

終了後懇親会
今年は隠し芸が沢山続き、盛り上がりを見せた。
 
           参加者


    25年度竹伶会本曲勉強会  参加者と曲目 
1.伊豆鈴慕  坂口隆広
2.吟龍虚空  柘植富夫
3.三谷菅垣  伊山治男
4.123鉢返し 正木  隆
5.志図の曲  牧野元宜
6.夕暮の曲  小野寺栄寿
7.下り葉の曲 安野白寿
8.123鉢返し 亀井鳳童
9.秋田菅垣  栗原有童
10志図の曲  村瀬剛童
11.恭敬之御曲 松本柯童
12.秋田菅垣  高橋澄童
13.真虚霊    佐々木明童
14.下り葉の曲 豆田隆童
15.伊豆鈴慕  志田東童
16.真虚霊    岩崎圭童
17.三谷 明暗 阿部敏行
18.瀧落 明暗 若代水仙
19.鈴慕流    星野忠童
20.門開 明暗  岡本樹童
 
   


      24年度へ
             26年度へ




























納富寿翁墓参 と 本曲勉強会    竹伶会 平成24年2月26日


墓前に吟龍虚空献笛

納富家墓参献笛は竹伶会桜寿会で10年以上続いている
参加者は竹伶会,桜寿会,所沢支部,練馬支部,壺竹会、
墓参後
美園地区センターで箏曲、本曲等の一人吹勉強会実施

 勉強会後の懇親会風景
           参加者   

    24年度竹伶会本曲勉強会  参加者と曲目 
1.三谷菅垣  坂口隆広
2.123鉢返し 柘植富夫
3.鹿の遠音  伊山治男
4.手向け    牧野元宜
5.九州鈴慕  栗原有童
6.志図の曲  村瀬剛童
7.寿の調    伊藤遊童
8.瀧落の曲  高橋澄童
 9.秋田菅垣  佐々木明童
10.伊豆鈴慕  志田東童
11.下野虚霊  岩崎圭童
12.越後三谷  阿部敏行
13.瀧 落    若代水仙
14.真虚霊   星野忠童
15.雲井獅子  岡本樹童
16.吟龍虚空  荒屋夢童
 
   




































小平墓参と本曲独奏会      
                          平成26年2月23日 小平美園会館 竹伶会


墓前での献笛 三谷菅垣

参加者の記念撮影




  美園会館での勉強会
 



























平成24年度 所沢支部 虚無僧行脚(年末助け合い運動)


虚無僧托鉢行脚

駅前での演奏活動 

 参加された方々

恒例になった所沢支部(岡本樹童)の
虚無僧の托鉢行脚
 
 所沢支部
 「虚無僧による
    歳末助け合い運動に参加して」

 所沢支部では、毎年12月に西武線所沢駅前及び商店街を中心に、虚無僧姿にて歳末助け合い運動を行っており、今年で24年目を迎えることになりました。今年も 岡本支部長の呼びかけに八名が参加致しました。
 当日12月9日(日)は まず、所沢中央公民館に集合、虚無僧に着替え、岡本支部長指導の下、明暗流の曲を吹きながら商店街を一軒一軒まわり、また駅前ではライブ形式で浄財を集め、寄進を続けております。明暗流「大和調子」「眞蹟」の二曲を全員で下合わせ、11時過ぎより駅前商店街を二組に分け、4名ずつ、道路をはさんで左右の商店街を、一軒ごと、曲を吹きながら、喜捨を求めて廻りました。昨年は東日本大震災のせいか、助け合いにもご理解を得やすく感じましたが、今年は更にシャッターが降りっぱなしの店が増えたように感じました。逆に店を開けている商店の方々は寄進のお金を入れてくれる方が多くなった様に思いました。本当に厳しさが分かっている方々の浄財だと思います。いつもの駅前西口広場に来ると、やたら警官の姿が目立ち、何があるのかと思いましたら、丁度これから選挙演説が始まるとのこと、それもある党の偉い方が来るとのこと、ライブ形式でやる寄進集めが出来ない状況、やむを得ず東口の広場に移動、、さいわい、駅前で市が開かれており、人通りもまずまず、子供ずれの親子が珍しそうに虚無僧姿を見ながら寄進してくれたり、中には尺八に合わせて「北国の春」を歌いながら寄進してくれる人もありました。この日は晴れておりましたが風が強く、寄進募金箱の代わりに置いた天蓋が吹き飛ばされ、中のお札が宙に舞い上がり、皆で慌てて拾い集めるというハプニングが起こる冷たい一日となりました。日も陰り中央公民館に戻り下箱を集計、今年も多くの善意があったことを知りました。
 冷えた体を居酒屋で温め、全員生き返りました。そして又、来年も参加しようと約しました。
                       岩崎圭童 記   


      23年度へ




























平成23年度 所沢支部 虚無僧行脚(年末助け合い運動)


虚無僧托鉢行脚

駅前での演奏活動 
 参加された方々

恒例になった所沢支部(岡本樹童)の
虚無僧の托鉢行脚
  所沢支部 「虚無僧による
    歳末助け合い運動に参加して」

 所沢支部では23年前より、毎年12月に西武線所沢駅前及び商店街を中心に、虚無僧姿にて歳末助け合い運動を行っておりました。明暗流の曲を吹きながら商店街を一軒一軒まわり、また駅前ではライブ形式で浄財を集め、寄進を続けております。今年も 岡本支部長の呼びかけに七名が参加致しました。
 当日(12月11日(日)はまず、所沢中央公民館に10時集合、虚無僧に着替え、11時頃より幟を先頭に明暗流の「大和調子」「眞蹟」の二曲を吹きながら、喜捨を求めて廻りました。今年は東日本大震災のせいか、助け合いにもご理解を得やすく感じました。しかし天蓋の中から見る世相は様々でした。長年寄進をしてくれていた商店街の店もシャッターが降りている店が増えておりました。しかし、手を合わせてから下箱に励ましの言葉と一緒に寄進のお金を入れてくれる人もおり、心温まる思いもありました。
 駅前は商店街を一軒一軒廻るのと違い人通りは多いですが、足を止めて寄進してくれる人はやはり年配の人が多いようでした。
この日は日差しも暖かく、絶好の虚無僧日和でしたが、我々の目の前の日溜まりにホームレスが一人ずっと居りました。何だかとても空しさを感じてしまいました。日も陰り、中央公民館に戻り、各人の下箱を集め、集計、多くの善意があった事を知りました。また来年も参加する決意の出来た一日でした。
                       岩崎圭童 記   





















第10回童門篁友会但馬温習会 大阪神戸支部 平成26年3月29日


八千代獅子の全員合奏

 地方支部との交流の一環として、この度、大阪神戸支部温習会へのお誘いを受け、本部として早速参加を呼びかけました所、以下の通りの応募があり実施の運びとなりました。
                                                       岩崎圭童記
日 時:平成26年4月29日(土)10時~18時
場 所:出石 永楽館
参加者:

大阪神戸支部篁友会
 赤松節童(大阪神戸支部長) 加藤邦童 井下聖童
 川見浩次 浜田健 小松陽三 横見曜滉

本部
 荒屋夢童 中尾志童 真篠無童 星野忠童 岩崎圭童
  柘植富夫

賛助出演
 島田道雪 高橋源水 岡田道明
糸方 
 上田親智井 社中 他
 5社中 総勢18名
演奏曲:
 軒の雫 夕顔 都の春(柘植) 新娘道成寺(真篠) 
 熊野讃景 夏の曲 玉川 舟の夢(星野) 近江八景
 明治松竹梅(岩崎) 園の秋 若菜(中尾)末の契 
 七小町(真篠) 酒 江ノ島 ままの川(中尾) 梶枕 
 玉の台(荒屋) 萩の露  八千代獅子編曲 以上21曲

          

          懇親会風景
     本部地方支部との交流 参加者投稿
                      柘植富夫
 実は、私は(竹伶会)まだまだ駆け出し出ございまして右も左もよく分かっておりません。先生(星野忠童)から 「城崎温泉で演奏会があるのだが行かないか」と声を掛けられた時、温泉のみインプットされ、何のためらいもなく、参加の返事をしてしまいました。
 その後加藤邦童さんから送られたプログラムを見て、琴の重大さに気づき、演奏曲(都の春)を一生懸命練習しました。
 地方支部との交流や童門会、
友会但馬温習会の意義、由来は平成21年発行の童門会会誌に掲載されておりますので省きますが、この度は第10回という記念大会で、豊岡市出石町の永楽館で行われるとのこと、加藤邦童さんには何から何までお世話になり、豊岡駅から車で案内して頂きました。
 永楽館は、明治期に残る芝居小屋としては近畿地方に現存する唯一のものと言うだけ合って、明治大正期の歌舞伎興行等で盛況だった時を彷彿とさせる雰囲気の会場でした。

 この温習会は、童門会以外の土地におられる他流派の方、プロの演奏家も参加しておられ、糸方も上田親智井社中、及び京都の先生、くらしき作陽大学講師、など多数の方々が演奏に参加され、熱気溢れる演奏会でした。都の春の糸方は、くらしき作陽大学の佐野満穂先生(非常勤講師)で、尺八を始めて間もない私には本当に貴重な有りがたい体験でした。交流が目的の温習会だからこそ経験させて頂けたと感謝しております。 
 後、懇親会が賑やかに行われ楽しい一時を過ごしました。
翌日は天橋立観光(詳しくは省略)で終わる。
参加者全員の記念撮影
 

































上越支部稽古風景


稽古風景


  10月27日の「童門会全国演奏会」
遠路 お疲れ様でした。


稽古風景の写真を頂きましたので
掲載致しました。

支部の状況など本部にコメント下さればここに載せます。
web担当